勉強は「覚えることが多くて大変」だと思っていませんか? でも、ちょっとした豆知識や裏話を知るだけで、難しい知識がスッと頭に入ることがあります。
今回は中学生・高校生向けに、歴史や理科で「なるほど!」と思える豆知識をピックアップ! テストの記憶を助けるだけでなく、学ぶことがもっと面白くなる内容を集めました。
【歴史編】思わず誰かに話したくなる!記憶に残る歴史ネタ
◆ 織田信長は「パン」が大好きだった!?
織田信長は鉄砲や西洋文化を積極的に取り入れた人物ですが、実は「パン」が大好きだったという記録も。ポルトガルから伝来したパンを朝食にしていたとも言われており、「戦国武将×パン」という意外な組み合わせに驚きです!
→ ポイント:「南蛮文化=キリスト教・鉄砲・パン・カステラ」なども連想!
◆ 江戸時代の将軍は、名前がほぼ「家○(いえ〇)」
徳川家康をはじめ、歴代の将軍の名前をよく見ると「家光・家綱・家宣・家重・家治・家斉…」と、「家」の字がついていることに気づきます。これは「家康」の「家」を受け継ぐという意味があり、代々の将軍が徳川の血統を示すためのネーミングでした。
→ 覚え方:「徳川の将軍=家がつく!」で一気に整理!
◆ 明治時代、日本で「地球の裏側」まで行った高校生がいた!?
岩倉使節団に随行した津田梅子は、わずか6歳でアメリカに留学。その後、帰国して女子英学塾(現在の津田塾大学)を設立し、女子教育に尽力しました。明治時代に、しかも少女が地球の反対側に行くなんてスゴい行動力!
→ ポイント:明治の近代化=海外との関わりで進んだ!
◆ なぜ「鎌倉幕府=1192年」ではなくなったの?
昔は「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」で覚えていたけれど、今は「1185年」説が教科書に登場。これは、実際に源頼朝が守護・地頭を置いて全国に支配を広げたのが1185年だから。征夷大将軍の任命(1192年)より、実質的な支配開始を重視する見方になったのです。
→ ポイント:用語は年号だけでなく「意味」も大事!
【理科編】身のまわりにある「科学のふしぎ」
◆ 雷が鳴ったら「10秒数える」と安全?
「光ってから音が聞こえるまで10秒なら、雷は約3km先!」 音は約340m/sで進むので、10秒かかるということは3,400m。雷と自分の距離を秒数で測ることができるんです。
→ ポイント:「音の速さ=340m/s」が頭に残る!
◆ 水は100℃で沸騰しないこともある?
標高の高い山の上では、気圧が低いため水は100℃になる前に沸騰してしまいます。例えば、富士山頂では約87℃で沸騰。カップラーメンが上手く作れないのも納得です!
→ ポイント:「沸点は気圧によって変わる」
◆ 血管が青く見えるのは「血が青い」からじゃない!?
皮膚の下に見える血管が青く見えるのは、光の反射の関係です。血は実際には赤いですが、赤い光が皮膚に吸収されやすく、青い光が散乱して見えることで血管が青く見えるんです。
→ ポイント:「見え方=光の反射・吸収・散乱」
◆ 月はなぜ同じ面を地球に向けているの?
月は「自転」と「公転」の周期が同じ(約27.3日)なので、いつも同じ面を地球に向けて回っています。これを「同期自転」と呼びます。地球から月の裏側が見えないのはこのため!
→ ポイント:「月の満ち欠け」だけじゃない月のふしぎ!
まとめ:覚えるより「おもしろい!」が記憶を助ける
「なるほど!」と思えるような豆知識は、教科書では味わえない学びの楽しさがあります。
勉強はつまらないものではなく、見方を変えればどんどん面白くなるということを、今回の記事で少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
暗記が苦手な人ほど、エピソードや裏話とセットで覚えるのがコツ!
ぜひ、友だちや家族に話してみてください。きっと記憶にも残りますよ!

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