お子さまが中学3年生になると、保護者として気になってくるのが「受験」そして「内申点」です。
ゴールデンウィークは、勉強を見直す絶好のタイミング。部活の引退も視野に入り始め、いよいよ受験生としての意識を持ち始める大切な時期です。
この連休を「ただの休み」で終わらせず、受験への助走期間にすることが、夏以降の伸びを左右します。
今回は、s-Liveかながわ北山田駅前校が提案する、中3生の成績を伸ばすための具体的な学習法を3つご紹介します。ぜひご家庭での声かけや学習サポートの参考にしてください。
1. 【理科・社会は“1単元1枚まとめ”で要点整理】
理科・社会は得点しやすい科目ですが、範囲が広く「どこから手をつけていいか分からない」と手をつけない生徒も多いです。
A4用紙1枚に1単元をまとめる「まとめノート作成」は、知識の整理と暗記に非常に効果的です。
◆ご家庭でできるサポート:
- 書いたまとめノートを一緒に見る
- 赤シートで確認テストをしてあげる
- 「これって何?」とクイズ形式で声をかける
たった1日3単元でも、5日間で15単元復習が可能。理社の得点力が大きく変わります。
2. 【英語・国語は“音読”で読む力を鍛える】
英語も国語も「読む力」が弱いと、テストで点が取れません。
教科書を音読することで、リズム・語彙・構文が自然と身につき、読むスピードもアップします。
◆ご家庭でできるサポート:
- 音読を聞いてあげるだけでOK(内容は分からなくても大丈夫)
- 時々「今日の音読どうだった?」と気にかける
- 英語なら録音して聞き返すのも効果的
読む力はすぐに身につくものではないため、今から始めることが大切です。
3. 【数学は“苦手単元をピンポイント補強”】
数学は「苦手を放置しないこと」が何より重要です。
ゴールデンウィークは過去のテストやワークを見直し、弱点単元に絞って集中演習を行う絶好のタイミングです。
◆ご家庭でできるサポート:
- 1・2年の復習問題に取り組んでいたら、声をかけて励ます
- 間違えた問題を「なぜ間違えたのか」を話してもらう
- 解き直しをした後の「できたね!」の一言が大きな力になります
小さな成功体験が、自信につながり、勉強への意欲を高めます。
成績アップの鍵は“できた実感”の積み重ね
「頑張ってるのに成果が出ない」と感じる中学生は、「やった感」で終わってしまっていることが多いです。
大切なのは、
- 「分かる」ではなく「自分で解けた」
- 「読んだ」ではなく「意味が分かった」
- 「覚えた」ではなく「使えた」
といった“できた実感”を1つずつ積み上げることです。
ご家庭でも、「がんばったね」だけでなく、「できたね」「分かるようになったね」と、成果に着目した声かけをぜひ意識してみてください。

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