謙虚さの先にあるのが「本当の教養」

教養は「諸刃の剣」だと思う。

正しく使えば、その人の品を高めてくれるが、逆に品を下げてしまうことがある。

いや、経験上、品を下げてしまっている人が多いと感じている。

  • 聞いてもいないのに、自分が知っている事を話される方
  • 人が話している時に、「自分の方が知っている」と言わんばかりに、話を奪う人
  • 「そんなことも知らないのかよ~」と、知識マウンティングをとる人

悲しいことに、このタイプの方々は自分が煙たがられていることに気が付いていない。

そのためさらに品が下がってしまう。

当教室では「説明できる」ことをゴールに指導しています。

「人に説明できる」状態まで理解したことは、完全に自分のものになっているからです。

その過程を通じて、生徒はみな苦しみます。

  • 「上手く説明できない・・・・」
  • 「分かり易く説明できていない・・・」
  • 「理解したと思っていたけど、不完全だった・・・」

と「人に説明する」ことの難しさを痛感します。

この狙いは「理解を深める」ことはもちろんですが、

「自分の知識や説明力なんて大したことはない」ということを悟って欲しいからです。

もしかしたら「説明できる」状態までいかなくても、テストでは点が取れるかもしれません。

しかし「教養を正しく使うための謙虚さ」を身に付けて欲しいと願っております。

自分が上手く説明できない人は、相手の説明をしっかり聞きます。

「そう説明すればいいのか!!」と気づき、自分の説明に取り入れていきます。

教養とは、誰からでも、何からでも学ぶ姿勢があって初めて正しく使えるのではないでしょうか。

その姿勢からにじみ出るものが本当の教養ではないでしょうか。

当教室の生徒には「素敵な大人になって欲しい」

そんな想いで塾を運営しております。

横浜 港北ニュータウン 北山田駅から徒歩3分  

                個人別学習塾 「s-Liveかながわ北山田駅前校」