中学1年生・2学期の壁

中学生活にも慣れ、少しずつ余裕が出てきた頃、2学期から学習内容が一気に難しくなります。具体的には、以下のような変化が多くの生徒を悩ませています:

  • 数学:方程式や関数などの抽象的な概念が登場し、図形問題では正確な作図スキルが求められるため、つまずきやすくなります。
  • 英語:動詞の過去形、現在進行形など新しい文法が増え、文法を意識しながら読む・書く力が試されます。
  • 理科・社会:覚えるべき用語が急激に増え、記憶力だけでなく、内容を理解する力が問われます。

この変化は自然なことであり、決して特別なことではありません。同じ壁にぶつかる家庭がほとんどです。


悩める保護者様へのアドバイス

2学期のテスト結果や三者面談で「うちの子、大丈夫だろうか」と不安を感じている保護者様が多い時期でもあります。しかし、ここで大切なのは、 「まだ間に合う」ということを信じること です。

1. 他の家庭も同じ悩みを抱えています

保護者面談で「他の子はうまくいっているのでは?」と思われるかもしれませんが、多くの家庭が同じように悩んでいます。中1の2学期は学力差が目立つようになる時期ですが、これは「学ぶ速度」に一時的な違いが生じているだけであり、決して能力差ではありません。

2. 今からの取り組みで十分に追いつける

まだ中学1年生。今のつまずきに対して、しっかりと向き合うことができれば、2学期の間でも、さらに学年が進む中でもリカバリーできます。特に重要なのは、焦らずに基本を復習し、苦手分野を丁寧に解消していくことです。

3. 苦手分野の復習を徹底しよう

苦手分野に対する対処法として、次のことを意識してみてください:

  • 小さな成功体験を作る:簡単な問題から取り組み、正解を積み重ねて自信を持たせましょう。
  • 復習の習慣を作る:毎日15分でも良いので、2学期の重要ポイントを復習する時間を確保しましょう。
  • 教材を絞る:多くの教材に手を出すよりも、学校や塾で使っているものを何度も繰り返す方が効果的です。

中学1年生の冬休みは、成長のチャンスです!

2学期は内容が難しくなり、学力差が広がるといわれる時期ですが、逆に考えれば、「正しい努力をすれば、追いつき、追い越すチャンスがある時期」です。

保護者の皆様が不安を感じるのは自然なことですが、今こそお子様を信じ、必要なサポートをしながら一緒に進むタイミングです。他の家庭も同じような悩みを抱えていることを忘れず、焦らず、少しずつ取り組んでいきましょう。

この壁を越えた先には、きっと大きな成長が待っています!

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