お子さまが「小4になった途端、算数や国語が難しくなった」と感じることはありませんか?
小学校低学年まではスムーズに学習できていたのに、小4に入ると突然「算数が分からない」「国語の問題が解けない」と悩み始めるお子さまが増えます。この学年でつまずく理由を知り、適切な対策を取ることで、お子さまの学力は大きく伸びます。
では、なぜ小4で算数と国語が苦手になるのでしょうか?そして、どうすれば克服できるのでしょうか?
小4で算数が苦手になる理由
小4の算数では、急に抽象的な概念が増えます。これまでの足し算や引き算のような単純な計算だけでなく、
- 「概算」
- 「直径・半径・面積」
- 「単位(㎗・ヘクタール・㎢ など)」
- 「小数の計算」
など、具体的なイメージを持ちにくい概念が登場し、つまずく子が増えます。

① 「概算」でつまずく
「概算」とは、だいたいの数を求めることですが、「なぜ正確に計算しないの?」と疑問を持つお子さまもいます。
解決策:
- 「1,980円の商品を買うとき、約2,000円と考えれば計算が楽になるよ」と日常生活に置き換えて説明する。
- ゲーム感覚で「〇〇はおよそいくら?」とクイズ形式で練習する。
② 「直径・半径・面積」が分からない
「直径」と「半径」の違いや、面積の求め方を混同する子が多くなります。
解決策:
- 実際に円を描き、直径と半径を色分けして確認する。
- 折り紙や紙コップを使い、体験的に学ぶ。
③ 単位の理解不足
「1㎗」「1ヘクタール」「1㎢」などの単位は、普段の生活であまり使わないため、イメージがしにくいものです。
解決策:
- 1ℓのペットボトルを用意し、「10㎗はこのペットボトル1本分」と実物を見せる。
- 1㎢は「東京ドーム約21個分」と説明するなど、身近なものと比較する。
④ 小数点の移動が理解できない
「12.3 × 10 = 123」となる理由が分からず、苦手意識を持つ子が増えます。
解決策:
- 「1円が10円になると小数点が動く」とお金に置き換えて説明する。
- 「1.2mが120cmになるのと同じ」と具体例を示す。
小4で国語が苦手になる理由
国語が苦手になる最大の要因は、語彙不足です。小4になると抽象的な言葉や熟語が増え、知らない言葉が増えると文章の意味が理解できなくなります。
① 語彙力不足による理解力低下
例えば、「銀世界」という言葉を見て、**「雪が積もった風景」**をイメージできるでしょうか?
- 「波乱万丈」
- 「一目瞭然」
- 「油断大敵」
などの熟語が分からないと、文章全体の意味もぼやけてしまいます。
解決策:
- 「ことわざカルタ」や「四字熟語かるた」などを活用して楽しく語彙を増やす。
- 親子で「今日の言葉クイズ」を出し合い、自然と新しい言葉を覚える習慣をつける。

② 抽象的な文章が増える
小4になると、説明文や論説文の割合が増え、筆者の意見や主張を理解する力が求められます。
解決策:
- 「これは誰の意見?」と問いかけ、文章の主張を明確にする。
- 新聞の子ども向け記事を読んで、要点をまとめる練習をする。
③ 記述問題が増える
「なぜそう思うのか?」と理由を述べる問題が増えます。しかし、書き慣れていないと「答えは書けるけど、理由が書けない」状態に。
解決策:
- 「なぜ?」と問いかける習慣をつける。
- 「答え+理由のセット」で考えるトレーニングをする。
s-Liveかながわ北山田駅前校で基礎力をしっかり身につけよう!
小4の壁を乗り越えるには、「分からない」を「分かる」に変える適切なサポートが必要です。
s-Liveかながわ北山田駅前校では、
- 算数の抽象的な概念を、具体的なイメージで分かりやすく指導
- 語彙力強化のため、楽しく学べる国語指導を実践
- 一人ひとりの「つまずきポイント」に合わせた個別サポート
「算数も国語も苦手になりそう…」と感じたら、早めの対策がカギ!
無料体験授業も実施中ですので、お気軽にお問い合わせください。お子さまの学びを全力でサポートします!

個別指導塾 「s-Live(エスライブ)かながわ北山田駅前校