7月から始める!中3生のための高校入試・中1中2総復習法【5教科編】

夏休み前のこのタイミングは、高校入試に向けて“逆転”を狙う最後のチャンスです。
特に中3の夏は、中1・中2の基礎を固める絶好の機会。ここで差がつくと言っても過言ではありません。

今回は、7月から取り組める「中1・中2の総復習法」を5教科ごとに厳選ポイントと具体的な問題例つきでご紹介します。

【英語】文法の基礎をマスターし「正確に訳せる力」をつける

中1・中2の英語で入試に直結するのは、動詞(時制)と文型(疑問文・否定文・助動詞)です。
まずは、「主語+動詞」を正確に見抜く練習から始めましょう。

■ポイント復習範囲

  • be動詞と一般動詞の使い分け
  • 現在形・過去形・未来形の違い
  • 疑問文・否定文の作り方
  • 助動詞(can, must, will など)
  • 不定詞・動名詞

■実践問題例

(1)次の文を日本語に訳しなさい。
I will study English after dinner.

(2)次の英文を否定文にしなさい。
He plays the piano well.
→ He does not play the piano well.

■勉強法

「教科書本文を1日1ページ、音読+和訳+文法チェック」で進めるのが王道です。


【数学】「方程式」と「関数」は必ずマスター!

数学の中1・中2範囲で入試によく出るのは、一次方程式・連立方程式・一次関数・図形の角度です。
特に関数は中3でも学習が続くため、早めの復習が必須です。

■ポイント復習範囲

  • 正負の数、文字式、一次方程式
  • 比例・反比例、連立方程式
  • 一次関数(グラフと式の関係)
  • 平行線と角、三角形・四角形の角度

■実践問題例

(1)連立方程式を解きなさい。
2x + y = 7
x – y = 1

(2)次の関数y=2xのとき、x=-1、0、2のときのyの値を求めなさい。
→ y = -2, 0, 4

■勉強法

「教科書+学校のワークの解き直し」が最も効果的。
間違えた問題には“チェックマーク”をつけ、2周目・3周目で必ず解き直しを。


【国語】「説明文の読み方」と「文法(品詞)」を重点的に

国語の読解は「なんとなく読む」から「根拠をもって選ぶ」へのシフトが重要です。
また、文法問題(用言の活用・品詞の分類)は知識がモノを言う分野なので、早めに確認を。

■ポイント復習範囲

  • 指示語の内容把握
  • 接続語の役割
  • 要約力(筆者の主張をつかむ)
  • 品詞分類(動詞・形容詞・副詞・連体詞など)

■実践問題例

(1)次の文の「それ」は何を指していますか?
「雨が降ってきた。それでも彼は出かけていった。」

(2)次の語を品詞に分けなさい。
「美しい」「走る」「ゆっくり」「彼女」

→ 形容詞/動詞/副詞/代名詞

■勉強法

国語ワークで「選んだ理由」「根拠はどこか?」を毎回確認しながら解くと、読解力が飛躍的に伸びます。


【理科】「用語+現象の理由説明」で得点力アップ!

理科は暗記だけではなく、「なぜそうなるのか?」の理解まで必要です。
特に、光・音・力・電流などの物理分野と、化学変化・気体の性質は頻出なので重点的に。

■ポイント復習範囲

  • 光の反射・屈折、音の伝わり方
  • 力のつり合い・圧力
  • 電流と電圧の関係(オームの法則)
  • 状態変化・化学変化と質量保存
  • 植物のつくりと働き、細胞分裂

■実践問題例

(1)レンズを通った光は、どのように進むか?(凸レンズ/凹レンズ)
(2)電圧6Vの回路で、電流が0.2A流れるとき、抵抗は何Ωか?
→ R = V ÷ I = 6 ÷ 0.2 = 30Ω

■勉強法

図を描いて現象を説明できるようにするのがポイント。暗記だけでなく、ワークの「記述問題」も要チェック!


【社会】「暗記のつながり」と「資料読み取り」で実戦力を

社会は中1・中2内容がそのまま入試に出題されます。
特に歴史の年代と流れの理解地理の地図・統計資料の読み取りがカギです。

■ポイント復習範囲

  • 弥生~江戸時代の重要出来事(背景と結果)
  • 地理:気候・産業・地形の特徴
  • 資料の読み取り(グラフ・地図・統計)

■実践問題例

(1)鎌倉幕府を開いた人物とその役職名を書きなさい。
→ 源頼朝、征夷大将軍

(2)東北地方の代表的な米の産地を1つ書きなさい。
→ 秋田県、山形県など

■勉強法

「白地図や年表への書き込み」で知識を視覚化+整理すると、頭に入りやすくなります。

最後に:復習は「早く・深く・繰り返す」が勝利のカギ

入試で問われるのは、単なる暗記ではなく「理解と活用」。
7月からの復習で一気に基礎を固めることが、高校入試突破の第一歩です。

ただし、「やるべきことはわかっているけれど、一人では続かない…」という声も少なくありません。

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