中学受験シーズン。
小5・小6になると、模試やクラス分けテストの結果に
一喜一憂してしまう保護者の方も多い時期です。
「このままで間に合うのか」
「もっと難しい問題をやらないと」
そんな不安の声があふれる中、
ある小5の生徒さんが、少し違うペースで結果を出しました。
小4の夏に入塾─基礎を徹底的に「ゆっくり、確実に」
この生徒さんが教室に来たのは小4の夏。
いわゆる“受験勉強”を始めるには少し遅めのスタートでした。
でも、私たちは焦りませんでした。
いきなり難関中学向けの問題に飛びつくのではなく、
算数・国語の基礎を繰り返し、理解が深まるまで何度も復習。
「分かったつもり」で次へ進まない。
この積み重ねが、実は最短ルートになります。
小5から本格テキストへ─理解を“積み木”のように積み上げる
小5に進級してからは、いよいよ本格的な受験用テキストへ。
ただし、スピード重視ではなく、
「分かる」まで戻り、「できる」まで反復。
時には基礎的な補助プリントを入れて、基礎力固めることに注力しました。

理科・社会も同じテキストを繰り返し解き、
暗記ではなく“理解のストーリー”で覚えることを意識しました。
教室の方針は一貫しています。
「理解を積み上げる子は、後で一気に伸びる。」
③初めての四谷大塚模試──結果は偏差値58.2!
そんな彼女が、この冬、初めて四谷大塚の模試を受けました。
初めての会場。初めての緊張感。
本人も「緊張した〜」と笑っていましたが、
結果は──

4教科 320点(500点満点)・偏差値58.2!
特に理科では 80点(100点満点)・偏差値67.1。
模試前には初めて模試で緊張もあり、場慣れもしていないので、
「結果は気にしないように」と伝えていました。
それでもこの結果。
本人の努力と、保護者様の“焦らない姿勢”の勝利です。
“焦らない指導”を受け入れてくれた保護者の理解
この成果の一番の立役者は、お子さんだけでなく、保護者様です。
焦らず、子どもの理解スピードに合わせて進める方針を信じてくださったこと。
大手塾の“カリキュラム中心”ではなく、
“子ども中心”のペースを尊重する という選択。
それが、お子さんの本当の力を引き出しました。
受験だけじゃない。「できる」が増える喜び
この生徒さんは英検にも挑戦しています。
すでに 英検5級・4級に合格。
次は1月に 英検3級にチャレンジ予定!
「やればできる」という成功体験が、受験勉強にも自信を与えています。
学ぶ力は科目を超えてつながる。
それを体現してくれているのです。
“理解して進む”ことが、最終的に一番速い
中学受験は「速く進む子」が勝つわけではありません。
“理解を重ねる子”が、最後に確実に伸びます。
今回の模試結果は、その証拠。
焦らず、比べず、丁寧に積み上げた努力がしっかり実を結びました。
💬 メッセージ
模試の判定に振り回されず、
「理解を深める時間」を大切にする学び方。
それを支えてくれる環境があれば、子どもは安心して力を発揮します。
その“安心の場”を、これからも全力で守り続けます。

個別指導塾 「s-Live(エスライブ)かながわ北山田駅前校


