中学2年生——受験まではまだ時間がある。
でも、今の学習状況を見ると少し不安。家で勉強する姿はあまり見ないし、成績も「まあまあ」。部活は頑張っているけど、今のままで中学3年になって大丈夫?
これは、多くの中2保護者の方が感じる“リアルな気持ち”です。
中学2年生は、親にとって「いちばん見えにくい」時期かもしれません。まだ受験生ではない。かといって子ども任せにしても大丈夫な時期でもない。
今回は、そんな中2の保護者の皆さまへ、「今、どんな視点で子どもと関わればよいか」、そして「この時期にやっておきたいこと」について具体的にお伝えします。
なぜ中2は“落とし穴”の時期なのか?
中学2年生は、3年間の中で一番油断しやすく、差がつきやすい学年です。
- 勉強の難易度は確実に上がっている(英語:助動詞、不定詞、比較/数学:連立方程式、一次関数)
- でも、受験の実感はまだない
- 親が見守りに回りやすく、放任になることも
結果、「学力の土台が崩れてしまう」のがこの時期。
特に英語と数学は“積み上げ教科”なので、ここでつまずくと中3になってから取り返すのが大変になります。
「勉強しなさい」が届かないのはなぜ?
思春期に入りつつある中2生は、親の言葉に素直に反応しないことも増えてきます。
- 「勉強しなさい」→「今やろうと思ってたのに!」
- 「テスト近いよね?」→「分かってるよ!」
これは、反抗しているというよりも、自分のペースでやりたい、干渉されたくないという成長の表れでもあります。
でも、ここで「もう任せるしかない」と放任になってしまうと、子どもは「見られていない=やらなくていい」と感じてしまうことも。
親として大切なのは、
- 学習に関心を持ち続ける姿勢を見せること
- 声のトーンや言葉選びを意識すること
たとえば、
「今回のテスト、どうだった?」よりも、
「テストの中で難しかったのはどの教科?」の方が会話が続きます。
中2の今、やっておきたい3つのこと
1. 学習習慣の点検
「勉強してる」と言っても、
- ワークを1周しただけ
- 解説を見て「分かった気」になっている
- 時間だけかけて、内容は薄い
という状態であることも。
解いた問題に対して、「どうしてそうなるのか」を説明できるかどうかが理解度の目安です。
家庭でできること:
- ワークの丸つけ後に「この問題、どう解いたか教えて?」と聞いてみる
- 解けなかった問題を「見える化」してリストにしておく
2. 得意・不得意の把握
「どこが分かっていて、どこが分かっていないか」を本人が把握できているかは非常に重要です。
学校の成績表やテスト結果は、点数や評価だけでなく、
- 間違えた問題のパターン
- ケアレスミスか、理解不足か
などを分析する材料にしましょう。
3. 学習の“ゴール”を意識させる
「このままで大丈夫かな…」という気持ちに対して、具体的な“目標”があると、親子ともに前向きになれます。
- 「まずは英語のテストで○○点を目指そう」
- 「次の数学で連立方程式をしっかり理解しよう」
- 「英検に挑戦してみよう」
小さくてもいいので、目に見える目標を一緒に立ててみてください。
s-Liveかながわ北山田駅前校では、“中2の今”に本気で向き合っています
s-Liveかながわ北山田駅前校では、
✅ 一人ひとりの「現状」と「目標」を面談で丁寧に把握
✅ 英語・数学の“つまずき”を見抜いて基礎から逆戻り指導
✅ 学校ごとの進度や課題に合わせた定期テスト対策
✅ 保護者とはLINEでこまめに学習状況を共有し、声かけのアドバイスも
また、「英検を早期に取得して受験を有利に進める」ための戦略も、中2から本格的にスタートします。
中3になってから「もっと早く動いておけばよかった」と後悔する前に、
今だからできることを、一緒に考えていきましょう。
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