「夏休みも残りわずか…。なのに、子どもが全然勉強していない」
「このまま新学期を迎えて大丈夫?」
そんな不安を抱えている中学1年生の保護者様も多いのではないでしょうか。特に中1の夏は、小学校から中学校に上がり、勉強量・内容ともに一気に難しくなる時期。ここでつまずくと、2学期以降の学習に大きな影響を与えてしまいます。
しかし安心してください。今からでも9月までにできる「短期間で効果の出やすい勉強法」があります。今回は、数学・英語・国語の3教科について、具体的にお伝えします。
1. 数学 ― 計算の基礎固めがすべて
中1の夏に一番多い悩みが「数学が分からなくなってきた」というもの。原因の多くは、計算の基礎が曖昧なまま進んでいることです。
9月までに取り組むべき内容
- 正負の数の加減乗除
- 文字式の計算
- 方程式の基本

特に「符号の扱い」と「分配法則」が弱い子は、2学期以降の一次方程式・比例反比例・図形でつまずきます。
効果的な勉強法
- 毎日10問でOK、計算プリントを解く
→ 1問ごとに丸付けし、間違えたらすぐ解き直し。 - ケアレスミスを記録するノートを作る
→ “符号の付け忘れ”“移項ミス”など、自分の弱点が見えてきます。 - 短時間で繰り返す
→ 1時間まとめてやるより、15分×2回のほうが定着が良い。
2. 英語 ― 単語と文法の“やり直し”が急務
中学英語は「単語」と「be動詞・一般動詞」の使い分けが基礎中の基礎。ここがあやふやだと、夏休み明けのテストで大きく点を落とす原因になります。
9月までに取り組むべき内容
- be動詞と一般動詞の違い(I am / I play の区別)
- 疑問文・否定文の作り方
- 基礎単語300語の暗記

効果的な勉強法
- 単語は毎日10個を“声に出して”覚える
→ 視覚+聴覚を使うと定着率が上がります。 - 文法は例文暗唱が最強
→ “This is a pen.” “Do you like soccer?” を何度も声に出す。 - 短文日記を書く
→ 例:「I played soccer today. It was fun.」これだけでOK。
3. 国語 ― 読解と語彙の底上げを
「国語は勉強しにくい」と思われがちですが、夏休みこそ差をつけられる教科です。中1の2学期以降は説明文・文学作品が増え、語彙力と読解力が問われます。
9月までに取り組むべき内容
- 漢字と語彙の確認
- 説明文の要約練習
- 短い文章での記述問題

効果的な勉強法
- 毎日5分、音読
→ 教科書の文章を読むだけで理解力・語彙力UP。 - 要約練習
→ 新聞の短い記事を3行でまとめる。 - 漢字は“書く+使う”
→ 書くだけでなく、例文を作って使うことで定着。
4. 学習を続けるコツ ― 親のサポートがカギ
- 「何時間やったか」より「何をやったか」を確認
- 小さな達成感を積み重ねる
→ 「今日は10問正解できたね!」と声かけ - 親子で“見える化”
→ カレンダーに学習時間や単語数を記録
短期間で子どもを変える最大のポイントは、「できた!」という実感を親子で共有することです。
まとめ
夏休みの残りわずかな時間でも、数学は計算の基礎、英語は文法と単語、国語は読解と語彙に絞って取り組めば、9月からの学習に大きな自信を持てます。焦る気持ちを「具体的な勉強行動」に変えていきましょう。
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