高校1年生から意識したい!評定平均の大切さと大学受験の現実

「大学受験なんて、まだまだ先の話」
――高校1年生の春や夏には、多くの生徒やご家庭がそう感じているのではないでしょうか。

しかし実は、大学受験に直結する “評定平均”は高校1年生の成績からカウントされている のです。
つまり、高2・高3で慌てて頑張ろうとしても、もうスタートの差がついているのです。

ここでは、評定平均の大切さと、具体的にどう対策していくと良いのかをお伝えします。


評定平均は「受験の切符」

大学入試には大きく分けて3つの方式があります。

  1. 総合型選抜(旧AO入試)
    →「人物重視」の入試。志望理由書や面接に加えて、評定平均の基準を設ける大学が多数。
  2. 学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)
    →高校の成績表が命。特に指定校推薦は、大学側が「評定平均〇以上」と条件を設定しています。
  3. 一般選抜(いわゆる学力試験)
    →学力試験が基本ですが、出願条件として「評定3.5以上」といった基準を課す大学も少なくありません。

つまりどの受験方式を選ぶにしても、評定平均は「受験できるかどうか」を決める最初のパスポート。
評定が低いと、出願できる大学の数が一気に減ってしまうのです。


具体的な数字で考える

  • 評定3.5未満 → 推薦で出願できる大学は限られる。
  • 評定4.0以上 → 有名私大の指定校推薦も射程に。
  • 評定4.3〜4.5以上 → MARCHや関関同立の推薦が見えてくる。

例えば、高1の段階で「オール3」くらいだと、後からオール4やオール5に引き上げるのはかなり大変です。
一方で最初から提出物や小テストを丁寧にこなし、平均点より少し上のテスト点を積み重ねていけば、4.0以上をキープすることも夢ではありません。


評定を上げるコツは「毎日の積み重ね」

「成績を上げる」というと、テスト勉強を思い浮かべるかもしれません。
もちろん定期テストは大切ですが、それだけではありません。評定を決めるのは次の3つです。

  1. 提出物
    ワークやレポートの提出は“基本中の基本”。期限を守るだけで加点されます。
    ギリギリ提出ではなく、余裕を持って出すことが大切です。
  2. 小テスト
    英単語テストや漢字テストなど、軽視されがちですが積み重ねれば大きな差に。
    特に英単語テストは推薦入試の面接で「努力が見える」と評価されやすいポイントです。
  3. 授業態度
    ノートを取る姿勢、先生の話を聞く態度。小さなことの積み重ねですが、先生の印象は内申に直結します。

評定は“保険”にもなる

「うちの子は一般受験で頑張るから大丈夫!」
そう考えるご家庭もあります。確かに、学力試験で勝負する道もあります。

しかし、大学受験は何が起こるかわかりません。
模試の判定が良くても、本番で思うように力を出せないこともあります。

その時、評定平均が高ければ――
「指定校推薦」や「公募推薦」という “保険” を持っておくことができるのです。

逆に評定が低いと、選択肢が一気に減り、一般受験一本に賭けるしかなくなります。
これは親御さんにとっても大きなリスク。


高1から始めることが、未来を変える

評定平均は「高1からの積み重ね」です。
逆に言えば、今からきちんと取り組めば、誰でも伸ばすことが可能です。

  • 課題はその日のうちに終わらせる
  • 小テスト対策を前日に10分だけでもやる
  • テストは「平均点+10点」を狙う

この小さな積み重ねが、3年後に大きな安心と可能性を生みます。


まとめ:評定は「未来の自分への投資」

評定平均は、目の前のテスト点数以上に、大学受験の可能性を大きく広げます。
高1の今から取り組むことで、将来「もっと早くやっておけばよかった」と後悔せずにすみます。

「評定は未来の自分への投資」
この言葉を胸に、毎日の勉強や生活を少しずつ整えていきましょう。

そして、ご家庭でサポートしながらも、「一人ではなかなか難しい」という場合は、ぜひ塾も活用してください。
S-Liveかながわ北山田駅前校では、 学校の課題や小テスト対策から定期テスト・英検まで、評定を上げるための具体的な勉強法 を一緒に考え、実行していきます。


高校1年生の努力は、確実に3年後の受験結果につながります。
その一歩を、今から一緒に踏み出していきましょう。

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