先日、中学3年生の生徒から、こんなLINEが届きました。

数学の過去問で、この問題は捨て問にするべきか
解けるようにしたほうが良いのか分かりません。
この一文を見たとき、
私たちは「とても良い状態だな」と感じました。
なぜなら、
この質問の中には 受験で本当に大切な視点 がすべて含まれているからです。
入試は「満点を取る試験」ではありません
まず大前提として、
高校入試は 満点を取る必要のある試験ではありません。
・合格点は何点なのか
・その点数を取るために、どの問題が必要なのか
・逆に、どこは無理に追わなくていいのか
これを考えることこそが、受験戦略です。
しかし実際には、
- 出ている問題は全部解かないといけない
- 難しい問題も落としたらダメ
- 分からない問題=自分の努力不足
こう思い込んでしまう中学生は、とても多いです。
「捨て問」という言葉を、自分から使えることの意味
今回の生徒は、
- この問題は難しい
- でも「できない」で終わらせていない
- 捨てるか、取りに行くかを自分で判断しようとしている
ここが、とても重要です。
ただ「分かりません」と聞くのではなく、
「これは戦略的にどう扱うべきか」
という視点で質問できています。
これは、
「完全に受け身の勉強」から
「自分で考える勉強」へ移行できている証拠です。
塾からの返答は「答え」ではなく「判断の軸」
この質問に対して、私たちは次のように返しました。
これは少し難問に属すると思います。
捨て問 or 見直しして最後に解く問題だと思います。
他の問題との得点バランスを考えながら、
明日検討しましょうか。
ここで大切にしているのは、
- 「今すぐやる/やらない」を決め切らない
- 他の問題とのバランスを見る
- 一晩考える“余白”を残す
という点です。
塾が「これやらなくていい」「これは必須」と
すべて決めてしまうのは簡単です。
でもそれでは、
生徒の中に判断力が残りません。
s-Liveが目指しているのは「戦略を考えられる受験生」
s-Liveかながわ北山田駅前校では、
- 何を確実に取るのか
- 何を思い切って捨てるのか
- そして「解けそうな問題」をどう増やすのか
この考え方を、とても大切にしています。
今回のように、
- 問題の難易度を感じ取り
- 自分の得点力と照らし合わせ
- 質問という形で外に出せる
ここまでできていれば、
もう「言われたことをやるだけの受験生」ではありません。
この力は、高校に入ってからも確実に活きる
実はこの生徒、
入塾したのは 中2の10月 でした。
最初からこのような質問ができていたわけではありません。
- 何が分からないか分からない
- とりあえず全部やろうとする
- 勉強量は多いのに、点数が安定しない
そんな時期も、もちろんありました。
でも、
日々「自分で考える」時間を積み重ねる中で、
少しずつ変わってきたのです。
受験直前に本当に必要なのは「判断力」
入試直前になると、
- 不安になります
- 焦ります
- 何をやればいいか分からなくなります
そんなときに支えになるのは、
テクニックよりも
「自分で判断してきた経験」 です。
今回のLINEのやり取りは、
まさにその土台ができている証拠でした。
最後に
s-Liveかながわ北山田駅前校では、
- 毎日の報告
- 細かすぎる管理
- すべてを塾が決める指導
は行っていません。
その代わり、
- 自分で考える
- 分からないことを言葉にする
- 必要なときに、必要なだけ相談する
この距離感を大切にしています。
もし今、
- 勉強はしているのに、戦略が見えない
- 何を優先すべきか分からない
- 「これでいいのか」と不安が大きい
そんな状態であれば、
一度、話を聞かせてください。
答えを与えるのではなく、
考え方を一緒に整える場所として、
お力になれればと思っています。

個別指導塾 「s-Live(エスライブ)かながわ北山田駅前校


