当塾に通う小学6年生の生徒が、学力状況調査で算数・国語ともに高得点を記録しました。
【算数(数学)の成長ストーリー】
この生徒が入塾したのは2023年6月。保護者様から事前に「読書好き」「新しいことを学ぶのも好き」「勉強も好きな方です」という、情報を頂いておりました。
入塾日の学習姿勢といくつかの問題の解き方を見て、ポテンシャルの高さを実感しました。そこで入塾した2週間後に、方程式の応用問題を解かせてみました。そのプリントがこれです。
数学は小学生の内に中3範囲まで、学習させてみたいと考え、計算力を鍛えるために素因数分解に取り組ませました。最終8,000ぐらいの素因数分解まで、スラスラ解ける状態になりました。
そして同時並行で、「やさしい中学数学」のテキストに入りました。
何度質問がありましたが、小学5年生の11月に中3範囲まで終了しました。このテキストは問題数が少なく、優しい部分を中心に構成されています。すると「中1の内容から、しっかり問題数をこなしたい」と、直談判してきました。これがある意味、一番素晴らしい事だと思っております。
小学5年生の12月から教科書に準じたテキストに入り、小学6年生の10月時点で中学2年レベルの「一次関数」を学習中です。大変順調に進んでおります。
このような多面的なアプローチが、この子が持つ能力を最大限に伸ばし、計算力と数学的思考力を飛躍的に向上させたと考えております。
【国語のストーリー】
元々読書が好きで、読む力はとても高かったです。その力を活用して、読解力を伸ばすことを目指しました。国語では論理的な構造を学ぶテキストと、語彙を強化するテキストを併用しました。
語彙は最終的に「ことばはチカラだ」(大学受験用)まで進み、そのテキストの記載している語彙を使って文章作成をさせました。写真はこの生徒が小学5年生の12月に書いた「理性」をテーマに書いた意見作文です。
論理的な構造を学ぶテキストは小学生用から高校レベルまで進めてきました。論理的思考力と豊かな語彙力が身についた結果、文章の理解力が大幅に向上し、難易度の高い文章にも対応できるようになっています。
小学5年生の2月に、近畿大学の入試問題(現代文大問1問)に、挑戦してもらいましたが、8問中6問を正解するなど、小学生とは思えない理解力を発揮しています。近畿大学の問題は、こちらの「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」から出題しました。
「2問、間違えちゃった」と悔しそうでしたが、「普通に合格するレベルだから!!」と伝えると、にっこと笑って、笑顔で帰っていきました。その笑顔は小学5年生の笑顔で、なぜかホッとする私がいました。
【興味ある分野に積極的に取り組む】
入塾時から学習後の楽しみにしていた「歴史漫画」が、小学6年生に入る頃には全て読み終えてしまい、「中学の歴史、勉強する?」と聞くと、目を輝かせて「ハイ!!」と。
小学6年生から「歴史」も教科書に準じた問題集に入りました。歴史の中でも、日本史に興味があることが分かったので、小学6年生のゴールデンウィーク明けに、「日本史、勉強してみる?」と聞き、大学受験用のテキストを渡してみました。その瞬間から、食い入るように読み出し、「このテキストで勉強してみる?」と聞くと、また目を輝かせて「ハイ!!」と。
夏の自由研究は「旧石器時代⇒縄文時代⇒弥生時代」の変化と人の成長」というテーマで、大学受験用のテキストを参考に制作しておりました。以下、まとめた内容の一部です。
時々、日本史の確認テストをしておりますが、以下のような理解力で、こちらもいつも驚かされております。こちらは「日本史Bノート」というテキストです。
私立中学受験をしたら「桜蔭」や「豊島岡」に合格できそうだと思うのですが、本人の第一志望は「〇〇中学」(地元の中学)。
友達と遊ぶことも大好きな六年生。このまま伸び伸びと育っていって欲しいですね。
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