特色検査の対策の【王道】を提案します

当校にも「特色検査」の対策方法について、ご相談があります。

この試験は神奈川県立のトップ校に課されております。

相談の多くが「問題量や問題形式に圧倒され、模擬試験で全く解けなかった」と言ったものが多いです。

そこで今回は「特色検査」の対策について、王道と自負している対策方法をお伝えいたします。

➀基礎力をしっかりつける

それは「各教科の基礎力をしっかりと築き上げる」ことです。その目安として入試過去問で「420点(84%)以上」取れる状態です。その基礎力がなければ、いくら特色検査の対策講座や問題集を解いても、あまり意味がありません。

当校のアドバイザーである北村さんと私が、数年分解いてみて、確信したことは「基礎的な知識を持っていれば、解ける問題がほとんどである」という事です。もちろん難問もありますが、その問題はおそらく他の多くの受験生も解けない問題だと思います。しっかりと解ける問題を解けば、80%の正解率を出すことは難しくはないと思います。

➁読解のスピードを高める

これが王道の「対策」と言えます。しかしこれは、➀の力があって初めてすべき「対策」です。読解のスピードを高める対策でお勧めは「写経」と「文章を書く」ことです。<読む力>と<書く力>は相関の関係あると言えます。文章作成力の高い人(作文や論文が得意な人)は、間違いなく読解力が高いです。なぜなら、読み手に分かり易く、そして論理構造をしっかり意識して書くことができるからです。

「写経」はとても地味な勉強方法ですが、確実に読解力がつき、スピードが高まります。具体的な勉強方法は、論説文の入試問題や特色検査の問題を書き写してください。とても地味で、地道な勉強です。しかしこの鍛錬が、じわじわ効いてきます。「写経」についてはこちらのブログで詳細をまとめておりますので、参考にされてください。

そしてここで鍛えた「書く力」は一生の宝になります。大学受験で増えている「小論文」や大学の講義で提出する「レポート」、そして就職活動の時の「エントリーシート」などで力を発揮します。また社会出ると「文章を書く」ことが、多くの場面で求められます。「企画書の作成」「プレゼン資料の作成」など、書く力が求められる場面が本当に多くなります。

当校では「書く力」の重要性に重きを置き、今後「作文講座」や「文章作成講座」などを開催する予定です。

【まとめ】

特色検査は決して特別な試験ではありません。数・英・国・理・社の基礎力が、総合的に求められる試験です。ですから焦ることなく、まずは「基礎力を高める」て、「読解スピード」を上げていきましょう。

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